元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、新たな発見が落語の魅力?


【 落語の魅力 】


 最近の娯楽の一つ、落語について。

 ほぼ1年前の飲み会付き落語の会に参加して以来、笑点の円楽一門の三遊亭鳳月さんが出る、落語カフェなどの寄席に嫁と通っている。他の落語家含めて、古典落語を20〜30は聞いたか。

 鳳月さんのHP:https://houzuki.net/
 円楽一門会https://houzuki.net/2018/12/01/about/

「落語家」は、前座約4年、二つ目10年程度を経て、真打に昇進となる。なお、相撲のように、成績が悪いと番付が落ちるようなことはない。

 1日でも入門が早ければ兄さんと呼ばれる入門序列があり、飲みに行ったら、例え、10歳年下であっても兄さんが奢るという。

 鳳月さんは昨年二つ目になった39歳で現在も修行中の身。5年前まで吉本興業で、弟と若月という漫才コンビを組んでいたが、弟が安定した職業に就きたいということで解散。5年前に三遊亭鳳楽師匠に弟子入りした。

 同じ「古典落語」であれば、大筋は基本同じであるが、落語家によって、一人一人、その受ける印象が違う。大袈裟に言えば、落語が始まる前に語られる枕の部分を含めて、その人の語りには、その人の生き様が反映されているように思う。鳳月さんの例だと、やんちゃな高校時代の暴走族の経験、NSCを含めた吉本での漫才の経験、その後の鳳楽師匠へ弟子入りした後の経験。

 また、同じ人、同じ話でも、日によって受ける印象も違う。今日は、枕を含めて、どんな新しい発見があるんだろう、それが落語の魅力であるように思う。

 これからも、鳳月さんの生き様、成長を、追いかけて行きたい。

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