【 イラク国内:イラン批判の矛先を米国に向けるため 】
以下は、1月3日のロイター記事からの概要。
https://jp.reuters.com/article/iraq-security-soleimani-idJPKBN1Z5111
< イラン批判の矛先を米国に向ける >
昨年10月中旬、イラン革命防衛隊を指揮するソレイマニ司令官は、イラクのシーア派民兵組織の協力者(トップはアブ・マフディ・アル・ムハンディス氏)に、イランが提供する先進的な兵器を使ってイラク駐留米軍への攻撃を強化するよう指示
会合が開かれたのは、イランの影響力拡大に反発するイラク民衆の抗議が勢いを増していた時期
ソレイマニ氏には、米軍に対する武力反撃を挑発し、イラク国民の怒りの矛先を米国に向ける狙いがあった
同司令官の策動は、最終的に、3日の米国による攻撃を誘発。彼自身とムハンディス氏は首都バグダッドに向かう途中、搭乗する車列が空爆を受けて死亡し、米国・イラン両国間の緊張は一気に高まった
<感想>
イラク大統領が、イランの米軍のイラク駐留基地をミサイルで攻撃したことについて、主権侵害にあたるとして非難した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54194130Z00C20A1000000/
なかなかシナリオ(イラク国民の怒りの矛先を米国に向ける)通りには行かないのが現実のようだ。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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