元証券マンが「あれっ」と思ったこと

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あれっ、小泉今日子の生き様がリンクする「ふきげんな過去」?

小泉今日子:ふきげんな過去 】


 先日、13年間住んでいた北品川を舞台とする前田司郎監督作品の映画「ふきげんな過去」を観た。

 以下は「二階堂ふみ小泉今日子、意外な共通点とは?『ふきげんな過去』を相田冬二と門間雄介が考える」からの一部抜粋。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/realsound.jp/movie/2016/12/post-3430.html/amp%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAeHXiIeM-YmzebABIA%253D%253D


相田:小泉さんは、かなり作品を選んでいますからね。自分がやる必要がない作品はやらないって。だから、ある種の覚悟を持って挑んだ作品のはずです。そこで東宝のメジャーな作品ではなく、前田さんの作品を選ぶところも、すごく小泉さんらしい。

門間:私が5年ぶりに主演すべき映画はこれだって選べるセンスや嗅覚はさすがですよね。彼女が持つプロデューサー的な感覚が、どんどん研ぎ澄まされていっている。

相田:小泉さんが秋元康さんと「なんてったってアイドル」をやったときから、彼女のほうがプロデュースしているかのような印象がありました。その後、藤原ヒロシと『No.17』(90年)みたいな名作を生み出したわけですが、彼女は自分で詩をかけるのに、あえてほかの人にも作詞を依頼したりしていて。セルフプロデュースした『厚木I.C.』(03年)のときは、曽我部恵一さんに小泉さんが書きそうな曲を書かせて歌ったりして、それは完全にプロデューサーの感覚ですよ。


 以下は、小泉今日子のインタビュー記事。
https://natalie.mu/eiga/pp/fukigen-movie


Q1. 本作への出演を決めた理由を教えてください。

小泉今日子
 シナリオをいただいて、「なんか変なことをやろうとしてる人たちがいるな」と思ったんです(笑)。しばらく映画から遠ざかっていた間にも、もちろん企画をいただくことはありましたが、「これは私でなくてもいいんじゃないか」と思うことが多かったんですね。

 でも今回の役柄は、私に声を掛けていただいた理由がわかる気がしたんです。未来子っていうキャラクターに説得力を持たせられると思ったというか、きちんと役作りをして演じるもの以外に、自分の生き様がリンクしてくるような。小泉今日子っていう人を客観的に見ると未来子とつながるようなところがあるし、それで私の名前を挙げていただけたのかな、と。


<感想>
 劇団「五反田団」の主宰も務める前田司郎監督の「ふきげんな過去」。
小泉今日子は「自分の生き様がリンク」「小泉今日子っていう人を客観的に見ると未来子とつながるところがある」と語る。自分の意見を持った上で出演作品を選ぶ、小泉今日子の姿勢が好きだ。


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