【 こども六法:どのように生まれたのか 】
先日、遅ればせながら、「こども六法」(山崎聡一郎著、弘文堂)を読んだ。
以下は、出版に至る背景など。
< 弘文堂編集部の外山千尋さんと営業部の水川瑞穂さんのお話 >
https://hon-hikidashi.jp/know_learn/98357/
六法:憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法
こども六法:上記のうち、商法⇒少年法に入れ替え
現在26歳の著者が慶應義塾大学の学部生時代に、子どもの頃にいじめられた体験から、自分のような目に遭う子どもたちが少なくなるように、子どものうちにきっちり法律の知識を持っていた方がいいと、同書の原型となるプロトタイプを制作
著者が出版に向けてクラウドファンディングを自ら立ち上げた
⇒ 179万6,000円(334人が支援)は、イラストの制作費に充当
いわゆる「六法」の最初は憲法
⇒『こども六法』では刑法が冒頭に。いじめには暴行や傷害がつきまとうので、子どもにとって法律として一番意識しやすいと考えたから
憲法は概念的で子どもにはすごくわかりづらいので、“ラスボス”ということで最後にした
< こども六法プロジェクト >
https://www.cc-creative-capital.com/about
<感想>
こども六法は、子どもの頃にいじめられた体験をもつ著者が、いじめが少なくなるようにとの思いから制作されたものという。
こども六法を含めた、さまざまなリテラシーを身に付けるための、小学校教育における新たな取り組みを期待したい。
----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら http://tsuru1.blog.fc2.com/
----------------------------------------------------------------------