【 21世紀版キューバ危機 】
2020/9/23、青山繁晴参議院議員が、「歴史に学ぶという、いつだって根本的に欠かせない努力について その1」と題するブログを掲載された。
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=2157
以下は一部抜粋。
▼みなさんがご存じのように、アメリカがケネディ大統領の時代に、ソ連のフルシチョフ第一書記がまったくの不意打ちとして、アメリカの喉元であるキューバに中距離核ミサイルを配備しました。
フルシチョフ第一書記は、ソ連の独裁者スターリンをソ連首脳として初めて批判し、アメリカとの平和共存を打ち出して「雪どけ」という世界的流行語 ( 元は小説の題 ) を生みだしたひとでしたから、まさかとしか言いようのない事態でした。
ソ連が先制攻撃をせずとも、アメリカおよび西側諸国はNATOも日本も含めて、外交力をほとんど失う事態が考えられました。
早い話がソ連の言いなりになるほかない恐怖の時代の到来です。
これは、ご承知の通り、キューバ危機ですね。
西暦1962年のキューバ危機が米ソの妥協で終わり、そのわずか29年後の1991年のクリスマスにソ連が崩壊に追い込まれたこと、それを中国はしっかり研究していると思います。
民間の専門家時代のぼくは現在より、遙かに自由自在でしたから、中国軍の将軍や佐官、さらに中国共産党の幹部、党直属のブレーンである専門家の群れから、共産党の青年たちまで、数多くの議論をしました。
中国を何度でも訪ねて、お互いに本音をぶつけ合えるところまで、議論を深めました。
その経験から、「今度はアメリカをやがて崩壊させる21世紀版キューバ危機」をじっくり検討していると考えます。
<感想>
青山繁晴参議院議員は、「アメリカをやがて崩壊させる21世紀版キューバ危機」を中国がじっくり検討しているという。
菅総理には、21世紀版キューバ危機が起こらないための動きを期待したい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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