元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、「朝が来る」の最後の言葉に救われた?

 

河瀬直美監督作品:朝が来る 】

 


 先日、河瀬直美監督の「朝が来る」を観た。
 以下は、日経電子版記事からの一部抜粋。

 


養子巡る父母の葛藤、河瀬監督が撮る
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65658240Q0A031C2BE0P00/?s=5


原作は直木賞作家、辻村深月の同名のベストセラー小説で、養子縁組で息子を迎えた夫婦と実子を育てられなかった実母の葛藤を描く。「私も養子縁組によって養父母に育てられた。今は息子を育てる母親でもある。小説を読んだとき、(養子である)朝斗のまなざしがこの映画には不可欠だと思った」。そう語る通り、朝斗を巡って交錯する大人たちの視線を捉えた映像が胸を打つ。

河瀬の演出には2つの特徴がある。脚本に書かれたシーン通りに撮影する「順撮り」をすること。そして俳優同士が役名で呼び合い、カメラの回っていないところでも役のまま過ごす「役積み」をさせることだ。

 


ご参考:「民法等の一部を改正する法律(特別養子関係)について」法務省民事局
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00248.html

 今回の改正では,特別養子制度の利用を促進するために,特別養子縁組における養子となる者の年齢の上限を原則6歳未満から原則15歳未満に引き上げるとともに,特別養子縁組の成立の手続を二段階に分けて養親となる者の負担を軽減するなどの改正をしています。
 今回の改正は,令和2年4月1日から施行されます。

 


<感想>
 本作は、河瀬監督らしいドキュメンタリー的な要素を備えた、特別養子縁組の親子の映画。
 最後の朝斗の言葉に全てが救われたように思われた。

 

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