元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、衆議院解散総選挙のタイミング?

 

衆議院解散総選挙

 


 2021/3/29、高橋洋一氏が、現代ビジネスに『衆議院任期まであと半年…菅政権の支持率が「悪くない」水準にある、シンプルな理由』を掲載された。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81688?imp=0

 以下は一部抜粋。

 


首相の腹のうちは誰にもわからないが…

 

衆議院の任期である10月21日まで、あと半年になっている。選挙がどうなるかという議題もちらほら出てきているが、任期満了を迎えるまでには、いろいろなパターンが想定できる。現状、

・4月の訪米・重要法案成立後
・7月4日東京都議選同日選挙
・9月20日自民党総裁選後
・10月21日任期満了

という4パターンが一応考えられる。もちろん、これは菅首相の専権事項なので、他の誰にもわからない。

 


菅政権の施策の進捗は?

 

菅政権の内政の目玉は、携帯電話料金引き下げ、デジタル庁創設と不妊治療への保険適用だった。

 

携帯料金引下げでは、携帯大手4社間で昨年12月から実際に料金引き下げ競争が行われた。その結果、20GB料金プランで2000~3000円程度が、3~4月から実施される。


そのほか、所信表明演説のはじめに新型コロナ対策と経済の両立が謳われている。

 

コロナ対策では、昨年12月に財政支出40兆円の総合対策を発表し、その中で、第三次補正も盛り込んだ。第三次補正は国会で成立した。また、それを使い、政府は3月16日、新型コロナ禍による生活困窮者などへの緊急支援策をまとめて発表した。

 


「なぜ支持率が下がらないのか」へのシンプルな答え

 

この2週間をみると、日本は、制裁はまだだが共同声明で中国を非難しており、米・英・豪・カナダ・ニュージーランドEUと同じ協調路線で「中国包囲網」といっていい。なお、韓国は、共同声明でも中国名指しをしておらず、中国包囲網に入っていない。

 

これまでの成果をみると、内政では新型コロナ対策と経済の両立を果たし、携帯料金引き下げ等でも実績を出している。また、外交でも、安倍政権の遺産である日米豪印クワッドを使って、民主主義陣営として存在感を出している。

 

NHKによれば、3月の菅政権の内閣支持率40%、自民党支持率35.6%なので、過去の政権から見て決して悪い数字ではない。

 

なぜ支持率が下がらないのかと「反スガ」は首を傾げるかもしれないが、その答えはは単純だ。菅政権はそれなりの結果を出しているから、である。

 


<感想>
 二階幹事長の「不信任案提出なら解散進言」発言。与党が勝利するタイミングはいつなのか。複数の選択肢からいつが選ばれるのか、注目してゆきたい。

 

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