【 日米首脳会談:求められる日本の覚悟 】
2021/4/5、高橋洋一氏が、現代ビジネスに『初の日米首脳会談は「日本の外交の勝利」だが、「まったく油断できない」ワケ』を掲載された。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81911?imp=0
以下は一部抜粋。
対中国戦略があるのは間違いない
米インド太平洋軍司令官に指名されたジョン・アキリーノ太平洋艦隊司令官(海軍大将)も、23日上院軍事委員会の公聴会で、中国による台湾への軍事侵攻について「予想より近い」と話している。
こうした一連の最後の締めが、25日のバイデン大統領の記者会見だ。バイデン政権は、対中関係を、民主主義対専制主義と話したのは大きい。バイデン大統領自らに対する親中とのレッテル張りを否定している。
この対中包囲網において、日本は地理的にも中国に近いので、バイデン政権にとってはもっとも重要な「同盟国」になる。これは、安全保障でも経済の二つの観点からもいえる。
日本政府の覚悟が問われる
まず、安全保障において、中国による「台湾侵攻」が絵空事でなくなっているので、バイデン政権は万が一の場合での日本の役割を確認したいはずだ。特に、沖縄の在日米軍基地は台湾に近いので、かつてのベトナム戦争のときと比べても軍事的な重要性はかなり増している。
当然のことながら、「台湾有事」という場合には、日本は対岸の火事ではなく、当事者にもなりうるのは避けられない。こうした点において、日本政府の覚悟をバイデン政権から確認されるのではないだろうか。
<感想>
中国による「台湾侵攻」があった際の対応が、水面下で総理と防衛省中心に米国側としっかり打ち合わせされていることを祈念している。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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