【 中国に対する金融制裁 】
2021/5/2、青山繁晴参議院議員が、「中国の独裁主義から日本を護り、アジアと世界を解き放つには、日本が根こそぎ変わることがどうしても必要」と題するブログを更新された。
以下は一部抜粋。
あらためて痛感するのは、中国共産党の専横をフェアに、そして確実に抑えるには、金融制裁の実実しかないということです。
これなくしては、ウイグル人へのジェノサイドも止まらない。
トランプ大統領は史上初めて、そこへ、対中金融制裁へ踏み込みました。しかし道半ばで、バイデン大統領に替わった。
バイデン大統領は、他に何を表明されようとも、この金融制裁、なかでもドルと人民元の交換という為替の問題には踏み込む気配すらありません。
自由主義の陣営でもっとも対中金融制裁に後ろ向きなのが、ぼくらの日本です。
EUをはじめ他もかなり腰が引けていますが、日本のだらしなさいことは段違いであると、客観的に判断ざるを得ません。
ちょうど30年前のクリスマスに、ソ連がなぜ共産党による独裁を放棄せざるを得なかったか。
今のロシアにも、共産党の一党独裁とは別種の専横主義がありますが、西暦1991年12月の世界史の奇蹟はなぜ起きたか。
このソ連崩壊のほんとうの要因を見れば、現代型の独裁主義のキモ、最大の弱点は、金融、そして為替だと分かります。
もはやアメリカ任せにはできません。
アメリカ内部の志ある人々の奮起を促すためにも、日本が、まさしく生まれ変わるほかありません。
なぜか。
これは、中国の独裁主義がまずはアジアを全支配しようとしており、それに対抗できるアジアの民主主義のリーダーは、愛国主義も何も関係なく、公平に、日本以外に全くありません。
政府も自由民主党も、これまで通りの政治、日本のまつりごとを繰り返していていい時代は終わっています。
中国共産党の独裁主義がいちばん恐れる金融制裁、そこに日米欧が連帯して踏み込むには、アメリカじゃない、欧州じゃない、まずぼくらの日本が変わらねばなりません。
独裁主義を、にんげんの敵と見定めているのです。
武漢熱のこの惨劇も、出発点は、独裁主義のもたらす保身と隠蔽でありました。
人間の自由、尊厳に加えて、命まで奪う独裁主義、そして独裁なら何もかもやり易いという、人間の陥る罠、これらと戦うことにおいては、ぼくらは一致点を見つけられる。
<感想>
青山繁晴参議院議員の言う、アジアの民主主義のリーダーとして、日本が主導して対中金融制裁することにより、中国の独裁主義を抑えることを祈念している。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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