【 小池都知事の都議選の戦略 】
2021/7/5、高橋洋一氏が、現代ビジネスに『東京都議選「戦略勝ち」を収めた小池都知事が見据える「衆院選の焦点」』を掲載された。
以下は一部抜粋。
踏みとどまった都民ファースト
こうした中で、都民ファの健闘には、小池百合子都知事の貢献もあるだろうと筆者は見ている。先週の本コラムで、小池氏が過労のため入院したことを書いた。その段階で、筆者はこれで都民ファは都議選で惨敗すると見立てたが、これは小池氏一流の仕掛けだった。
選挙を上手く戦い抜いた小池氏
ここで、小池氏の行動を整理しておこう
・6月22日 過労のため緊急入院
・ 25日 都議選告示(小池氏の第一声なし)
・ 27日 入院延長
・ 30日 退院(ただし自宅でテレワーク
・ 4日 都議選投開票
実際、小池氏の入院以降、小池氏への同情や判官びいきもあり、都民ファの支持率が上昇しはじめた。小池氏は、選挙選最終日7月3日に一部の都民ファ候補者への応援したものの、選挙期間中の街頭演説はなく、事実上選挙活動はしなかった。
政治家の過労入院というのは、要注意というのは政治の常識だ。実際に過労だったのかもしれないが、小池氏はそれを実に上手く使ったともいえる。
<感想>
選挙投票日に向けて、一般大衆それぞれの一票を如何に獲得するか。小池都知事の入退院を含めた選挙戦略、悔しいがあっぱれと言わざるを得まい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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