元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、戦前のドイツ・日本と同じ道?

 

【 デンジャーゾーンに入る中国 】

 


 2022/11/1、地政学・戦略学者の奥山真司が11月1日、ニッポン放送飯田浩司のOK! Cozy up!」で、『ここ10年で「中国が危ない時期を迎える」 歴史的な裏付け』について解説した。
https://news.1242.com/article/396319?_ga=2.185327787.360793602.1667300407-998695853.1667171050

 

 以下は、一部抜粋。

 


習近平独裁体制に権力が集中することを「海外がどう見るか」には関心がない中国

 

「自分たちは大きい国なのだから、こちらの事情もお前たちはわかってくれるよな」と考えてしまい、相手に反発を与えてしまう

 


習近平独裁体制が今後、どのようなハレーションを起こしていくか

 

ここ10年で中国はこれから危ない時期になる ~「デンジャーゾーン」に入る中国

 

「まだまだできる」と思っているときに経済が下がり、焦りから海外に対して無謀なことを行う 

 

奥山)経済はまだこれから伸びるし、国力も上がると思いきや、「下がり始めているぞ、まずいのではないか」と焦り始めて、いろいろ危ないことをしてしまう。そのようなところが見えてくるのです。「危ないな」と思ったときに、いろいろと冒険的なことを海外に対して行うので、「そこがデンジャーゾーンなのだ」と本のなかでは書かれているのです。

 

飯田)歴史的に見て、同じ道を辿った国はありますか?

 

奥山)実は日本もそうです。主に1930年代~1940年代にかけての日本ですね。アメリカに包囲されてしまって、最終的に「アメリカを打破するには真珠湾攻撃をするしかない」と考え、1941年に日本は実行してしまいました。そのときのメカニズムと実は同じだという話をしています。

 


ピークから落ち始めた中国が「チャンスはまだある」と勘違いして無謀なことをする可能性も ~戦前の日本同様に

 


「日本の軍備が不十分である」という認識のコンセンサスが日本政府にもできつつある

 

飯田)いままで「戦争する気か、外交(で解決)だ」と言っていましたが、戦争するのではなく、戦争を仕掛けられる可能性があるのですね?

 

奥山)そうですね。我々としては抑止として対応しなければいけないので、やはり軍備は大事だということです。もちろん、外交優先という建前は大事なのですが、「軍備の部分ができていなかったのだな」という認識が、ようやくコンセンサスとして日本政府のなかにもできつつあります。それを国民側も支援する形にならなければいけない時代が来ているのではないでしょうか。

 


<感想>
 習近平独裁体制が、経済のピークから落ち始めた時に、海外に無謀な行為を行う。
 外交優先ばかりに頼ることができない今日、軍事が不十分であるという国民のコンセンサスが望まれる。

 

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