元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、選挙目的はプラスの収支?


【 ガーシー議員に関するN党の方針 】

 


 2023/3/15、ガーシー議員の除名された。


 以下は、当選当初の2022/7/15のITMediaビジネスの記事からの一部抜粋。
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2207/14/news208_4.html

 


“暴露系YouTuber”「ガーシー」当選の衝撃、NHK党・立花党首が「選挙はビジネス」と語るワケ

 


「選挙の費用対効果は抜群」 広告費換算で「2億円」?

 立花党首は「(参院選比例区の場合)政見放送では17分間話すことができる。テレビ局の広告費相場で考えると、どんなに安くても2億円はかかる計算。それが選挙になると、公費負担で2億円分の広告を打てる。選挙の費用対効果は抜群」と強調。立花党首が「プラス収支」としたのはこうした背景からだ。

 


緻密な戦略、議席獲得の“飛び道具”に「ガーシー」起用

 こうした緻密な選挙戦略を実行し、議席を得るには立候補者の存在が重要となる。そこでN党が“切り札”として目を付けたのが、東谷さんだった。

 


 賛否両論ありながらも、東谷さんはオンラインでの演説のみで、最終的に比例で初当選を果たした。NHK参院選特設サイトによると28万7714票を集めたという。

 


議席獲得&得票率2%もクリア 政党交付金の対象に

 東谷さん当選とともに、得票率も2%を超え、政党要件を満たした。これにより、N党は政党交付金の支給対象となった。従来の政党の場合、支援団体などからの寄付も活動資金になるものの、「しがらみの発生を防ぐ」としてN党は献金を全て拒否している。このため、交付金は重要な活動資金であるとともに、企業で言えば売り上げに相当する。

 

 立花党首は今回の参院選の成果について「日本にいなくても、YouTubeだけで当選することが証明された」と総括。将来的な堀江さんやヒカルさんの擁立を視野に「今後の衆院選に向けてインフルエンサーが当選しやすい環境になった。優秀な人を政界に送り出すことで従来の選挙スタイルや政治の世界を変えていきたい。そのほうが有権者も面白いだろう」としている。

 


 エイベックスの松浦勝人会長は自身の公式YouTubeチャンネルの動画で東谷さんの当選について「時代が変わる時は、変わるために出てきた人が
異端者に見えるのではないか。今まで通りのやり方では若者には響かない。少し考えさせられた」とコメントした。

 


 参院選では、党存亡の危機に瀕していた社民党が1議席(得票率2.4%)を“死守”した一方で、N党同様にネット上での選挙戦を展開した「参政党」が1議席(得票率3.3%)を獲得。日本社会党時代を含めると70年以上の歴史があり、与党経験もある政党と、新興政党が肩を並べる時代になった。

 


<感想>
 NHK党(現政治家女子48党)のガーシー議員擁立の目的が選挙ビジネスにあったとすれば、そもそもそのような党の所属候補者に投票したこと自体が問題の根源であったように思われる。

 

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