【 虎に翼:ナレーションの妙 】
毎朝、NHK朝の連ドラ「虎に翼」を楽しみに見ている。
以下は、添付Webサイトからの一部抜粋。
https://www.lmaga.jp/news/2024/05/814370/2/
──尾野真千子さんがつとめる、本作のナレーションも特異です。1980年代あたりの朝ドラではナレーションが非常に多弁でしたが、ここ最近の朝ドラの潮流としては「野暮になるのでナレーションをなるべく控えめに」という傾向にありました。『虎に翼』はこの「朝ドラあるある」を「逆利用」したと言いますか、ものすごい量のナレーションで、「物語の回し」「解説」「説明」のほかに、寅子のモノローグまでも請け負ったりと、大忙しです。このナレーションの「立ち位置」はどこなのでしょうか。
「変幻自在なところにいる声」という感じでしょうか。憲法を読み上げたり、判例の説明をしたり、時代についての解説をしたり、時には寅子のモノローグとして心情を語ることもある。これもひとえに、尾野真千子さんだからこそ実現できたことだと思います。
ご参考1)〈特別取材〉目黒蓮・主演「海のはじまり」の脚本家・生方美久が今作で″伝えたいこと”はふたつ
https://gingerweb.jp/timeless/person/article/20240627-interview-16
視聴者のみなさんにとって、考える余白のある作品にしたいと思いました。そのために、今回は本編中でモノローグやナレーションを一切使っていません。
ご参考2)尾野真千子“もう1人のヒロイン”と話題「虎に翼」ナレーション
https://mdpr.jp/drama/detail/4330459
<感想>
現在、好きな2つの作品のナレーションに対する対極的な考え方
「虎に翼」の逆張り的ナレーションが成功しているのは、尾野真千子の声の演技が秀逸だからであるのは間違いない
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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