【 世界最高の伝え方 】
先日、「世界最高の伝え方」(岡本純子著、東洋経済新報社)を読んだ(その2)
以下は、一部抜粋
第2章 家族、職場、友人、あらゆる場面に使える!
人を動かす「7つの言い換え」の魔法
あらゆる場面に応用できる「SPECIALな魔法」
相手が動かない「叱責」を、相手が動く「指示・指導」に、「説教」を「説得」に進化させる「言い換えの魔法」。
ぜひ、みなさんもフル活用して、人間関係を劇的に改善していきましょう。
「7つの言い換え」を活用すると・・・・・・
これらは、それぞれ単独でも使えますし、複数を組み合わせて使うことで、さらに効果を発揮します。
たとえば、こんな感じになります。
君はいつも詰めが甘い
↓↓
Iトーク:先週、〇社さんからの見積り依頼など、〇〇君のところで、確認できていない案件がいくつかあったことに気づいたよ。とても残念に思っている。
なぜなら:結果的に、〇社さんのプロジェクトへの参加は見送らざるを得なくなった。
小さく、具体的に:とくに締め切り前の確認は厳密にしてほしいのだけれど。
問いかけ・未来:考えを聞かせてもらえるだろうか。
Q & A 編 「こんなとき」「こんな相手」にはどうすればいい?
気になる疑問に一挙回答!
Q いろいろ努力はしても、結局、相手はなかなか変わってくれません
まずは、「人を変えよう」という意識を捨てましょう。人はたしかに変わり、学ぶことができますが、その変化を決意するのは本人でしかないのです。
つまるところ、「彼らの問題」は、「彼らの問題」であって、「あなたの問題」ではないのです。
人を変えることは本当に難しいけれど、その行動に一定の影響を与えることはできます。ですから、伝える側は、相手の意欲をかき立てる地道な努力を積み重ねていくしかありません。
Q 職場の「超困ったさん」には、どう対応すればいいのですか?
言い換え話法も通用しない、「爆弾級の困ったさん」もいるでしょう。
彼らを「動物園の珍獣か、超VIP客だと思え」ということです。
わかり合えない「珍獣」だと考えれば、腹も立たないし、その生態にちょっと興味も湧くでしょう。
超VIPだと思えば、その行動も致し方ないと思えます。
もうひとつのマインドとして、「彼らはしない、してくれない」のではなく、「彼らは知らない、できない」と考えるのも、ひとつの手です。
「できるはずなのに、さぼってやらない」のではなく、「知らないから、できない」「本当にできないから、しない」とストーリーをシフトすれば、少しは気持ちがラクになるのではないでしょうか。
<感想>
「人を変えよう」という意識を捨てて、また、超困ったさん」を、わかり合えない「珍獣」か、致し方ない超VIPだと思うようにしてゆきたい
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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