最近、「志村流 金・ビジネス・人生の成功哲学」(志村けん著、マガジンハウス)を読んだ。
以下は、一部抜粋。
人生のアフター・ファィブに何をする?
さて、一生を二十四時間に見立てる話の続きだ。
(前章:72才=1日=24時間、1時間=3歳)
オレと同じ歳なら(注:本書の発行2002年時点で52歳)、まだ夕方の五時だから、深夜零時まであと七時間ある。でも、たぶん十時ごろになると就寝モードになるはずだから活発には動けない。だから、ここはどんなに遅くても九時ごろまでに出来ることにチャレンジしたほうが得策だ。午後五時から九時、つまり五十二歳から六十三歳までしか有効な活動期間はないけど、ここは諦めずに頑張ってみようじゃないの。
自分を『変なおじさん』に変身させてみる
『変なおじさん』に変身するってことは、地の自分をさらけ出すこと、自分の本心を解放してやることなんだよなぁ。人生も後半戦なんだから、いままでの自分や、まわりから作られてきた固定観念をとっぱらって、自分自身に素直になって生きていくってことがいちばんじゃないのかな。そうすれば、自ずと道は開けてくると思うよ。
結局、楽しい気持ちから探究心は生まれるわけで、「いやいや」「なあなあ」で、人を感動させる仕事なんて出来っこない。
好きなら頑張れるし、たとえ失敗しても、自分の嗅覚を信じることだ。他人の嗅覚に左右されて勝ってもうれしくないし、負けたらなおのこと頭に来る。それに、全戦全勝なんて考えるから身体によくないんで、二、三勝でOKくらいの気持ちでいれば充分じゃないの。
ご参考:2012年のロングインタビュー公開
https://bunshun.jp/articles/-/36931?page=1
<感想>
本書は、志村けんが2002年52歳の時のもの。
70歳での朝ドラ初出演も志村流チャレンジかと思うと、もっと新たな挑戦を見たかった。
早過ぎた死が悔やまれる。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら http://tsuru1.blog.fc2.com/
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