【 スペインかぜ 恐怖の連鎖 】
先日、NHKプラスで「スペインかぜ 恐怖の連鎖」を観た。
https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/J5PYJ1PQKX/
以下は、番組の案内や字幕等。
「スペインかぜ 恐怖の連鎖」
初回放送日:2022年4月25日
カタリン・カリコ氏のノーベル賞受賞を受け再放送。百年前、米カンザス州で広まったスペインかぜは、第一次世界大戦へ向かう兵士たちと共にヨーロッパへ渡り4千万の命を奪った。講和会議の最中に米大統領ウイルソンが感染したことで、ヒトラーが台頭する一因にもなった。一方、ウィルスと闘った米ペンシルベニア大学は感染症研究の中心地となり、ハンガリーから来たカタリンとの出会いを経て、コロナワクチン開発へとつながる。
配信中
ウィルソン・アメリカ大統領
「アメリカはドイツに多額の賠償金を課すことに反対」
クレマンソー・フランス首相
ロイド・ジョージ・イギリス首相
「フランスとイギリスはドイツに多額の賠償金を求めた」
ハーバート・フーバー(後のアメリカ大統領)の言葉より
「ウィルソンはいつも俊敏で
物事の本質をすばやく見抜き
すぐに結論を出す人物だった
ところが今は私だけでなく
みんなそう言うのだが
(スペイン風邪に罹患後は)
覇気がなく決断を迫られても
のらりくらりとはっきりせず
それはもう大変なのである」
パリ講和条約 調印式 1919年6月
ウィルソン
「私がドイツ人なら 何があっても署名しないだろう」
スペイン風邪に
世界で5億人が感染(全世界の1/3)
4000万人が死亡(推定)
何億とあった金はすっかりなくなった
インフレーションという愚行を犯し
国が荒れ果て 不当な利子が外国から突きつけられた
ドイツ万歳!
<感想>
もし、ウィルソン大統領がスペインかぜに罹患せず、ドイツに多額の賠償金を求めることなく、結果的にヒトラーを生むことがなかったかもしれないと思うとスペインかぜが恨めしい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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