【 生方美久脚本:海のはじまり 】
フジテレビの月9枠で、生方美久脚本の「海のはじまり」がスタートした。
以下は、添付Webサイトからの一部抜粋。
https://gingerweb.jp/timeless/person/article/20240627-interview-16
〈特別取材〉目黒蓮・主演「海のはじまり」の脚本家・生方美久が今作で伝えたいこと”はふたつ
今回のドラマで一番大切にしていること、伝えたいことは?
視聴者のみなさんにとって、考える余白のある作品にしたいと思いました。そのために、今回は本編中でモノローグやナレーションを一切使っていません。セリフも「言わせ過ぎない」と「あえて言う」のバランスを大切にしています。普段の人間生活のなかで、他人の感情は簡単には見えるものではありません。でも、その人にはその人だけの感情があり、感情の理由から、感情の流れが生まれます。それらをそっと見守っていただけると幸いです
1回目でおすすめのシーン、セリフなどを教えてください。
1話に限らず、「選ぶ」「選択」「選択肢」といったワードには注目していただきたいです。
ドラマ脚本3作品目になりますが、取り組んでいくうえでの“こだわり”は?
脚本のこだわりとしては、毎度のことですが各人物を多面的に描くことです。主人公が軸になるのはもちろんですが、その周辺人物を描くことで結果として主人公の人間性がより豊かに見えることもあります。夏と海が親子になっていく話というのは、あくまでひとつの軸でしかありません。
そして、相変わらず回想シーンが多いです。古川琴音さん演じる水季1話の時点で亡くなっている役柄なので、回想シーンしか出てきません。未来を見据えて今を生きていく人たちにとって、過去は重荷であり希望です。回想シーンの見せ方、切り取り方、繋ぎ方にはこだわっています。
ご参考)『海のはじまり』目黒蓮がまばたきひとつで表現する複雑な感情 生方美久の卓越した脚本力
https://realsound.jp/movie/2024/07/post-1707599.html
<感想>
silent、いちばんすきな花に続く、生方美久脚本による「海のはじまり」。モノローグやナレーションを一切使わないという本作の挑戦を今後とも楽しみにしている。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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