【 柔道:世界ランキング&シード 】
2024/7/27、讀賣新聞オンラインに、「柔道の世界ランキング、日本選手の1位はゼロ…阿部詩は9位」が掲載された。
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2024/20240727-OYT1T50149/
以下は、一部抜粋。
『柔道の世界ランキング(2024年6月23日現在)には、男女14階級を通じて日本選手の1位はいない。最高位は、いずれもパリオリンピック代表選手で、男子が73キロ級の橋本壮市(パーク24)の2位、女子は48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)の4位。
日本代表に内定してしまえば、出場枠を確保している限りは、しゃかりきに国際大会で上位を目指す必要がなくなる。その結果、絶対的強さを誇る阿部きょうだいも、一二三が6位、詩が9位にとどまっている。日本代表の世界ランキングがそれほど高くないのは、世界の強豪に手の内を見せることなく強化し、いいコンデションでパリ大会に臨むためなのだ。』
ご参考1)【パリ五輪】衝撃敗退の阿部詩、なぜ世界ランク1位と2回戦で対戦? 世界ランクのポイント少なくシード外に
https://hochi.news/articles/20240728-OHT1T51374.html?page=1
ご参考2)技術だけでなく、さまざまな戦略や緻密な対策が必要
https://www.judo.or.jp/ebook/mind_vol37/pageindices/index15.html#page=16
<感想>
阿部詩が2回戦で世界ランク1位(→パリオリンピックで金メダル獲得)と対戦したのは、世界ランクのポイント不足で阿部詩がシード外となっていたため。
圧倒的な世界No.1の実力があるなら不要だが、実力が拮抗する世界では、「国際大会に参加→ポイント獲得→シード権確保→少なくとも銅メダルを獲得」という戦略も必要だったのではないだろうか。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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