【 ミライの授業:一行の「ルール」が世界を変える 】
先日、「ミライの授業」(瀧本哲史著、講談社)を読んだ。
以下は一部抜粋。
3時限目
一行の「ルール」が世界を変える
嘉納治五郎は、腕っぷしの強さで柔道を認めさせていったのではありません。
彼は「ルール」をつくることでマイナーな格闘技に過ぎなかった柔術を柔道に変え、世界に認めさせたのです。誰もが通れるような「道」を整備した、という意味では、「柔道」という名前は非常に象徴的です。
「この条文は、日本で育って、日本のことをよく知っている、この『シロタさん』が日本女性の立場や気持ちを考えながら、一心不乱に書いたものです。日本にとって悪いことが書かれているはずなどありません。彼女のためにも、これを通してもらえませんか?」
そんな22歳の民間人女性が、「たった一行のルール」によって、日本を変え、日本女性の未来を変えたのです。
彼女の名はココ・シャネル。
彼女はあたらしい洋服をデザインした女性ではありません。
もっと大きな「あたらしい女性像」をデザインした、本物のデザイナーでした。
自分が絶対に守りたいルールはなにか。そのルールをかたちにするには、どんな手段があるのか。
1.柔道は「スポーツ化」によって国際協議として普及した。
2.あたらしい考え方は「ルール」をつくって伝えよう
3.男女平等の原則は、ひとりの女性がルール化させた
4.あたらしい女性像そのものをデザインしたココ・シャネル
5.自分の思いを、目に見える「カタチ」にしよう
<感想>
自分が絶対に守りたいルール(自分の想い)を目に見える「カタチ」にして、「未来を変える」気持ちを持ち続けてゆきたい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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