元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、良い人生を送る可能性を高める?

 

【 良い人生を送る可能性 】

 


 2022/10/16、NHK Eテレ日本の話芸で、桂春蝶の落語「死神」が放送された。
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2022101633162

 

 以下は、春蝶の「千夜一夜の物語(2)」からの一部抜粋。

 


昔の文章がみつかる(2019年6月14日 徒然草

 

 先日、神戸で二日間[忠臣蔵特集の落語会]をさせていただきました。主催者のホッと太鼓・辻さんが打ち上げの際「春蝶さんが五年程前に書いた文章、心に残っているからずっと保存してあんねん」とおっしゃった。「どんな文章ですか?」と尋ねると、これがなんと“勉強”について書き綴ったものでした。以下、お読み下さい。


 僕は高卒であります。勉強なんてほとんどしなかった。数学も物理も英語も古文も、全く好きではありませんでした。だからこそ言いたい。やっぱりね・・・勉強出来ない人より出来る人の方が良いですよ(笑)。

 

 前提として、これは“全ての人”には当たらない。しかし勉強ができなかった人より、出来た人の方が良い人生を送る“可能性”が高くなる。学歴という肩書が大事なのではなくて、高学歴を生んだ“性格”が重要なのです。そう言い切るには幾つかの理由があります。

 

1.努力するセンスがある
子供の時からずっと頑張り続けてきた。だから何をするにも取り組み方は“人並み以上”が基本線。

 

2.知的好奇心が豊富である
分からない話や問題が目の前に立ちはだかっても、それを何とかして読み解こうとする鋭気がみなぎっている。むしろ、分からない問題の方が彼らにとっては刺激的。だから成績が良くなっていく。

 

3.集中力と根気がある
特に理系の人達は“失敗する事が前提”だとか。何度も何度も同じことを繰り返す。不屈の精神がある。例えば113番目の新元素ニホニウムの発見には、9年間の実験、400兆回の衝突実験で3回だけ確認されたとか。よく待てるなと思う。

 

4.見た目が美しい
これは知的好奇心と同じ事なのだが、人並み以上に向上心があるため、きわめて見栄にもこだわる。体付きやファッション、女性ならばメイクの仕方など、アメリカではデブは自己管理が出来ていない象徴として、就職がしにくいそうだ。

 

5.大学のネットワーク
歴史ある良い大学程、母校を愛し、同窓を大切にする。卒業生同士の協力体制は仕事上かなり有利に働く事があると、自分は勝手に思ってしまっている(笑)。

 


<感想>
 努力するセンス、知的好奇心、集中力と根気、見た目、大学のネットワーク。
 これらをしっかりと身に付けたい。

 

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