元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、岸田派解散後の攻防?

 

【 岸田派解散後の動き 】

 


 2024/1/22、高橋洋一氏が、現代ビジネスに『岸田派解散でむしろ「大派閥」が誕生するヤバい状況に…その時叶う「ある男の悲願」』が掲載された。
https://gendai.media/articles/-/123214

 以下は一部抜粋。

 


岸田文雄総理は1月18日夜、記者団の取材に応じ、自民党派閥のパーティーをめぐる事件を受け、岸田派(宏池会)を解散することを検討していると表明した。岸田首相の意図はなにか。これで、政治とカネの問題がクリアになるのか。

 

この発言のインパクトは大きく、安倍派(清和研)と二階派志帥会)も派閥解散をいいだした。ただし、麻生派志公会)と茂木派(平成研)は派閥解散をいっていない。

 

実は、自民党は過去にも派閥解散を言っては復活させてきた歴史がある。そもそも清和研は1979年に福田赳夫氏が創設したが、同氏は派閥解消論者でもあった。

 

それが今では自民党最大派閥というのは皮肉なものだ。同氏の孫である福田達夫氏は、19日、清和研解散を受けて新しい集団を作ると発言して、ネット上では「ふざけてるのか」という声がでている。

 


志公会は残り、宏池会の受け皿になって、麻生氏の悲願である「大宏池会」になる可能性がある。平成研の茂木幹事長も派閥解散は検事長権限強化で好都合だ。岸田首相の仕掛けた派閥解散騒動は、政治的目くらましであるとともに、自民党内の権力闘争にすぎない

 


最後に、宏池会の解散が政界に与える影響を見てみよう。清和研と志帥会も解散した。もっとも関係者からは、「人は自然に集まってくる」という意見も出ているようだが、当面、清和研と志帥会のパワーが削がれる。

 

一方、上に述べたように、宏池会は大宏池会に鞍替えする可能性が高い。この政界変動は、積極財政派が政治力を発揮できずに、財務省主導の財政再建派が政治的に台頭することを意味する。ポスト岸田をめぐる動きにも、この政界変動の影響は大いに関係するだろう。

 


<感想>
岸田派、安倍派と二階派の派閥が解散することになれば、当面、麻生派の動きから目が離せないものと思われる。

 

----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HP http://tsuru1.blog.fc2.com/
Twitter https://mobile.twitter.com/tsuruichipooh
----------------------------------------------------------------------