元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、財務省が実務を支配?

 

財務省の実務支配阻止のために・・・ 】

 


 2024/2/5、高橋洋一氏が、現代ビジネスに『財務省が「自民党大解体」のあとの「ラスボス」だった…!大増税で「デフレ時代に逆戻り」のヤバいリスク』を掲載された。
https://gendai.media/articles/-/123880?page=3

 

 以下は一部抜粋。

 


デフレ時代に逆戻り

池田氏、大平氏、宮沢氏は旧大蔵省出身で、極めて大蔵省色の強い派閥だった。今の財務省が大宏池会復活を望むのは自然である。そこにキングメーカーになりたい麻生氏と強力タッグがひそかに組まれたとみたほうが、今回の政局を俯瞰的に見ることができる。

結果的に「麻生氏激怒せず、大宏池会財務省」という補助線を入れると、今回の派閥解散の政局がスッキリ見通しが良くなる。


今の時期に動き出したからには、6月ごろに決める経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)で、財政再建の旗を立てるはずだ。その時期には、ひょっとしたら、衆院解散・総選挙もありえるので、その場合には財務省としては自民党公約まで持っていきたいのだろう。


財務省がバックについた大宏池会政権になると、対内的には財政再建、緊縮路線になり、下手をすると再びデフレ時代に逆戻りだ。対外的には、親中路線なので、日本の安全保障、ひいてはアジアの安全保障では心許ない。もし米大統領がトランプになると、安倍政権下とはまったく真逆となって日米関係もギクシャクするかもしれない。


安倍元首相の考え方を継承するグループは、無所属系には多くいる。残念なのは、そうした力を一つにまとめる政治家が今のところは見当たらないことだ。この点、「大宏池会キングメーカー麻生氏、実務支配財務省」と比べると見落としする。

今年は、世界中で選挙イヤーというまれな年で、激動の世界にならんとしている。まともなマクロ経済政策、欧米をリードする国際常識の「安倍首相の流れを組んだ政策集団、まとめる政治家、国民支持」の政治勢力の出現を期待する。

 


<感想>
高橋洋一氏が期待するように、安倍首相の流れを組んだ政治勢力により、何が何でも「実務支配財務省」だけは阻止して頂きたい。

 

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