元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、信頼関係が紡いだ20歳のソウル?


【 20歳のソウル:秋山純監督 】

 


 先日、prime videoで、秋山純監督の「20歳のソウル」を観た。

 

 以下は、添付Webサイトより。

 


『20歳のソウル』秋山純監督が、1人の青年の人生を映画にした理由
https://sakumaga.sakura.ad.jp/entry/jyun-akiyama/

 


だけど僕はテレビ局の人間なので、僕が話を聞きに行くことで、ご遺族を傷つけてしまうかもしれない。そこで、一緒に仕事をしていた若手脚本家の中井由梨子さんに託しました。

 

そこで中井さんが「私は大義くんのことをもっと知りたくて来ました」と答えたことから、交流が始まりました。中井さんはとても誠実な方で、その人柄ゆえに、高橋先生や大義くんのお母さんとも信頼関係を築いていったんです。

 

そして、中井さんの作・演出で『JASMINE(ジャスミン) -神様からのおくりもの-』という舞台公演をおこないました。舞台は映画とは内容が違い、大義くんと恋人と親友の3人の物語で、高橋先生やお母さんは登場しません。

 

まず、『20歳のソウル』の小説が出版されることになりました。小説ではさまざまな人物の視点から大義くんを描くため、中井さんがさらに関係者1人ひとりから深く話を聞いて。

 

大義くんが最期まで自分の命と向き合えたのは、高橋先生の教えもあったと思います。「高校時代は1回しかないから、その1回に吹奏楽部を選んだのなら完全燃焼しなさい」というのが市船の高橋イズム。いまというかけがえのない一瞬を大切にすることを教えられてきたのは、大義くんにとって大きかったんじゃないかな。

 

幻冬舎の見城社長が人間ドラマとしての『20歳のソウル』に深く共鳴してくださり、幻冬舎で文庫化された小説は10万部を超えるベストセラーとなりました。見城社長のお力添えなしには、この映画は成立しなかったと思います。

 

3月の「これがラストチャンス」という日に緊急事態宣言が解除され、700人以上のエキストラが出演するシーンを撮影することができました。1人の感染者も出すことなく無事に撮影できたのは、大義くんが守ってくれたとしか思えません。

 

映画の中で、「高校時代は一度しかない」というフレーズが出てきます。だけど、高校時代に限定する必要はありません。何歳であっても「いま」は二度と来ないので、大切にしないともったいないと思います。

 

「今日1日は神様からのギフト」という大義くんの言葉があります。すべての人に、1日1日を大切に生きてほしい。いまを大切にするって難しいけど、それを意識するだけでも変わってくると思います。

 


ご参考1)明日を綴る写真館
https://ashita-shashinkan-movie.asmik-ace.co.jp/

 

ご参考2)奇跡のバックホームhttps://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/08/16/kiji/20240816s00001173009000c.html

 


<感想>
「20歳のソウル」は、大学同期の秋山監督のデビュー作。高橋先生、大義君のご家族との信頼関係が紡いだ、舞台公演→小説→映画。秋山監督の次回作「奇跡のバックホーム」も期待している。

 

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