本屋大賞
【 52ヘルツのクジラたち 】 先日、2021年本屋大賞を受賞した「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ著、中央公論新社)を初めて読んだ。 以下は、一部抜粋。 「・・・・・・そして大事なのはここからなんだけど、愛くんが十五歳になったら、自分自身が申立人となっ…
【 流浪の月 】 先日、2020年本屋大賞を受賞した「流浪の月」(凪良ゆう著、東京創元社)を初めて読んだ。 以下は、一部抜粋。 納得するわたしを、文はなんともいえない顔で見た。 「更紗は相変わらずだな」 文が小さく口の端を持ち上げる。ああ、そうだ。文…