【 SBIホールディングスと新生銀行の見解/認識の違い 】
2021/9/16と9/17に、新生銀行が以下内容を発表した。
21/9/17(16:00)
SBI地銀ホールディングス株式会社からの当行株式を対象とする公開買付けの開始を受けた、株主意思確認を必須前提とする買収防衛策の導入に関するお知らせ
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/210917_Announcement1_j.pdf
SBI地銀ホールディングス株式会社による当行株式に対する公開買付けに関する意見表明(留保)のお知らせ
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/210917_Announcement2_j.pdf
臨時株主総会招集及び新株予約権無償割当てに係る基準日設定に関するお知らせ
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/210917_Announcement3_j.pdf
21/9/16(16:00)
SBI地銀ホールディングス株式会社による公開買付けにかかる意見表明に向けた当行の検討状況について
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/210916_Announcement_j.pdf
両社の見解/認識の主な違い(上記内容の一部抜粋)
・SBIHDらと当行との間の業務提携に関する協議・接触等について、当行の認識と大きく異なる点が本公開買付けの公開買付届出書にて散見される
-SBIHDから2019年9月に頂いた資本業務提携提案に対しては、実現可能性やメリット・デメリットを約2ヵ月に亘り真摯に検討をしてきたと当行としては認識
-当行から「前向きな回答」を得られなかったとSBIHDらが指摘した「証券業務を含む両グループのシナジーの発揮が期待できる分野に関する提携」については、そもそも当行がコスト削減策として検討を開始したものであり、当行は株式会社SBI証券を含む3社の主たる候補者から提案を頂戴する入札方式を採用の上、一番競争力のある提案を採用
マネックス証券との業務提携に関するご案内
https://www.shinseibank.com/monex/guide/
<感想>
2019/9のSBIHDからの業務提携提案やSBI証券ではなくマネックス証券との業務提携に関する、両社の見解/認識の違い。
SBIHD側がTOBを取り下げる可能性は低いものと思われ、株主総会決議でどう決着することになるのか、注目したい。
----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら http://tsuru1.blog.fc2.com/
----------------------------------------------------------------------