【 バイデン大統領:一般教書演説 】
2023/2/9、日経電子版に、バイデン米大統領の7日夜(日本時間8日午前)、連邦議会の上下両院合同会議で施政方針を示す一般教書演説が掲載された。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0864W0Y3A200C2000000/
以下は、「対中国で結束」部分の一部抜粋。
■対中国で結束
米国の技術革新や将来を左右する、中国政府が支配しようとしている産業に投資する。同盟国に投資し、先端技術が我々に敵対する目的で使われないよう協力する。
安定を維持し攻撃を抑止するために米軍を近代化する。今日、我々は中国や世界のどの国と競争するためにも、ここ数十年で最も強い立場にある。米国の国益を前進させ、世界の利益となり得る分野においては中国との協力に努める。
しかし間違えないでほしい。先週明かにしたとおり、中国が我々の主権を脅かせば我々は米国を守るために行動する。明確にしておこう。中国との競争に勝つ目的のもとに我々は結束すべきだ。我々は世界中で深刻な課題に直面している。
過去2年間、民主主義国家は強くなった。専制国家は弱体化した。米国は気候変動や世界の保健医療、食料不足、テロや領土侵略に至る課題に取り組むため、再び世界を結集させている。同盟国は活動を強化している。
太平洋と大西洋のパートナーとの間に橋が築かれている。米国が負ける方に賭けた者たちは、いかに自分たちが間違っているかを思い知った。
私が就任した時、ほとんど誰もが超党派は不可能だと思い込んでいた。しかし私は決してそう信じなかった。だから1年前、私は米国のための「結束のアジェンダ」を提示した。我々は真の前進を成し遂げてきた。
ソーシャルメディア企業が利益のために子どもたちに行っている実験について責任を取らせなくてはならない。ビッグテックがネット上で子供の個人情報を集めることを阻止し、子供へのターゲット広告を禁止し、我々全ての個人情報収集により厳しい制限を加える超党派の法案を通すときが来ている。
<感想>
「中国との競争に勝つ目的のもとに我々は結束すべき」と言うバイデン大統領。
太平洋のパートナーとしての日本の役割は益々重要になるものと思われる。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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