元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、男女7人から10年たった物語?


【 その気になるまで 】

 


 2024/1/30、東京MXで毎朝5時から放映されていた「その気になるまで」(全13回)が終了した。

 以下は、Wikipediaからの一部抜粋。

 


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/その気になるまで

男女7人夏物語』、『秋物語』から10年経った1996年、男女7人と同じスタッフが集結し、役どころは違うものの「男女7人から10年経った、中年になった良介というコンセプト」で描いた作品。主演は明石家さんまだが、前述通り今井良介の役ではない。だが、内容は良介の10年後のそれを感じさせるもので、男女7人シリーズと同様、主に7人の男女関係を描く。
また、シンガーソングライターの山下久美子が離婚歴のあるキャリアウーマン役として出演した。それ以降、ドラマ出演はほとんどない。

主題歌はイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」(この曲はさんま自身が心に秘める一曲でもあった)。

平均視聴率は15.2%、最高視聴率は20.2%。


 また、以下は添付Webサイトからの一部抜粋。

 

「脚本家・鎌田敏夫×速水健朗トークイベントで明かされた80年代名作ドラマの意外な裏側とは。」
https://www.pen-online.jp/article/006930.html


鎌田:うん。参考にしたのは、大学生の男女5人ずつが質問し合う恋愛ゲームのような「フィーリングカップル5vs5」(70年代から80年代にかけて放送されたバラエティ番組『プロポーズ大作戦』の人気コーナー)。そこで、5人と5人じゃ同数だけど、ひとり余らせて男性3人と女性4人にしたのが始まりでした。

 

速水:ドラマにするには、4人と4人だと収まりがよ過ぎるから。

 

鎌田:そう、僕のアイデア

 

速水:先ほどの『俺たちの朝』は男性2人と女性1人の3人だったのが、今度は男性4人と女性3人の7人。

 

鎌田:それも面白いキャラクターの7人を。

 

速水:明石家さんまさんは役者じゃないので大抜擢だったかと思います。さらに当時、奥田瑛二さんはこのドラマで人気上昇中。ひとりのスターを起用して、という時代にもかかわらず、人気の俳優や女優が揃ってましたね。

 

鎌田:でもねえ、さんまさんの相手役がなかなか決まらなくて。大竹しのぶさんに依頼したら、「私、お笑い芸人との付き合いは嫌です」って言ったんだよ。

 

速水:ああ、「さんまさんが主演のドラマに私が出るのは嫌」という。

 

鎌田:またその言い方が、僕の耳元にささやくように言うんですよ。それで桃子というキャラクターが決まったの。

 

速水:そこで思いついた、あて書きに近いキャラクター。

 

鎌田:嫌なことをスルッと言ってしまう。桃子って劇中でも嫌なこと言っちゃうでしょ。

 

速水:たしかに(笑)。

 


鎌田敏夫
脚本家、作家。『俺たちの旅』シリーズ、『金曜日の妻たちへ』『男女7人夏物語』『逃げる女』などテレビドラマの他、『戦国自衛隊』『里見八犬伝』など映画脚本も手がけた。1994年ドラマ『29歳のクリスマス』の脚本で、芸術選奨文部大臣賞、向田邦子賞を受賞した。

 


ご参考)その気になるまで

https://s.mxtv.jp/drama/sonokininarumade/

番組紹介
ふと気づくと仕事人間になり、家庭は崩壊、嫉妬の確執にも気づかず、夢はどこかに忘れてきた。そんな時、夢を思い出させてくれる奴が現われた。もう一度自分らしく生き生きと輝きたいと歩み始める。

 


<感想>
「男女7人から10年経った、中年になった良介というコンセプト」で描いた「その気になるまで」。作品のテーマは、「もう一度自分らしく生き生きと輝きたいと歩み始めること」かと思われるが、全般的にパンチに欠ける内容で残念だった。

 

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