元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、本当の頭の良さとは?


【 頭の良さとは何か 】

 


 先日、「頭の良さとは何か」(中野信子和田秀樹、プレジデント社)を読んだ。

 以下は一部抜粋。(その1)

 


はじめに 「知」は孤独なヒトのただひとつの武器

 脳を肥大化させてきた仲間たちの中で、私たちだけが孤独な歩みを続け、その枝の先にいる。ということは、何の理由もないわけがない。かならず、要因があったはずだ。
 その有力な候補のうちのひとつが、知であろうと思う。
 私たちのおそらく唯一の武器。

 


本当の知性を強化しないとヤバい

 目先の問題解決をするために単純に「やり方」を暗記して使う能力と、たいていの人が無批判に受け入れてしまっている現実の不条理を整理し、問題点を洗いだして、それを解決するために数ある手段から適切な方法を導き出す。いわば、システムハックができる能力。この2つはまったく別物です。後者が本当の知性というべきものと私は考えていますが、それがないがしろにされているために、多くの問題が起きていると感じます。「本当の知性」を強化しないとヤバい。これから来る不確実性の時代に生き残っていくことが難しくなります。

 


情報より加工能力や応用能力が大事

 持っている知識は多少すくなくなるかもしれないけれど、むしろ「加工能力」なり「応用能力」なりを磨いて、知識を生かして新しいことを思いついたり、発信できたりすることのほうが、ずっと「頭がいい」と思います。

 


<感想>
 複雑な現代社会においては、単純に「やり方」を暗記して使うことには何の意味もなく、現実の問題点を解決するために複数のオプションから適切な方法を導き出す能力を「本当の知性」というのだろう。

 

----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HP http://tsuru1.blog.fc2.com/
Twitter https://mobile.twitter.com/tsuruichipooh
----------------------------------------------------------------------