元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、昭和的価値観に疑問を投げかける?

 

【 創作テレビドラマ大賞:ケの日のケケケ 】

 


 2024/3/26にNKKで放映された「ケの日のケケケ」をビデオで観た。

 

 以下は添付Webサイトからの一部抜粋。
https://www.nhk.jp/g/blog/rycgogr2l_k/

 


< 制作統括・落合将 コメント >

創作テレビドラマ大賞、今年の受賞作は、「刃のような」作品だと私は捉えています。

 

令和世代の森野さんのデビュー作は、一読して痛烈に従来の昭和的価値観に疑問を投げかけているように感じました。

 

「人は等しくみな平等」「頑張れば夢は叶う」「話をすれば理解しあえる」「家族も夫婦も皆仲良く、それが幸福」と高度経済成長期の昭和がアナウンスしてきた言葉たちは令和の今、大きく綻んで、格差社会の中で収入も二極化し、家族も持てない恋愛もできない、そんな単身者世帯だらけ、が令和の日本の現実となっています。

 

「ケの日のケケケ」は一人の高校生の今を描くことで、昭和的な価値観のゆるやかな強制を風刺して、「人間はそんなに単純なものではない」「無神経で理不尽な現実から、自らの強い意志で距離をとって、命がけで守るべきものがある」というような、悲鳴に近い叫び声を若き作者があげている気がしました。

 

私たちが生きている日常での現実の人と人との生のぶつかり合いには、とても複雑な情報性と深い魂のやりとりの世界が隠されている。そして人間は、不条理な「けもの」を内面に飼っている単純化できない生き物である。私はそういう世界を描いて、戦後の日本の社会が人々にあてはめようとしてきたつまらない価値観に反逆したい、という静かな怒りが、無意識かもしれませんが、令和世代の森野さんのこの台本からは聞こえてくる気が私はしました。

 

27歳の俊英作家の全く「新しい」透明な叫び声に、このドラマに触れることで、耳をすませていただけたら。

 


ご参考)身近な世界の物語を書く/第47回創作テレビドラマ大賞受賞者に学ぶ
https://www.scenario.co.jp/online/31584/

 

大賞『ケの日のケケケ』森野マッシュさん
「何かを辞めたり、選ばない、という選択肢を肯定することは大切」

 


<感想>
「ケの日のケケケ」は、「不適切にもほどがある」のアンチテーゼ的風作品。アプローチ手法は全く異なるものの、どちらも令和の時代に一石を投じる素晴らしい内容だと思った。 

 

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