元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、尖閣諸島周辺への中国と竹島への韓国を理解する?


青山繁晴:不安ノ解体 ぼくらの哲学2 】


 以下は、青山繁晴(参議院議員)著の「不安ノ解体」(飛鳥新社)より。(その1)


五の章  動乱の夏をまっすぐ生きよう


 この西暦2016年の夏は、ほんとうは動乱の夏ではないだろうか。


 今上陛下が8月8日にビデオによる異例のお言葉(勅語)を発せられるという超弩級のニュースもあったが、それはすぐに表舞台から去り、テレビはポップグループ解散を待っていたネタのように微に入り細に入り大事件として報じ続けている。


 しかしもっと重要なことは参院選の結果を受けて、政権与党が「当面はこれで良い」と思い込んだことであり、中国共産党が「日本が甦らないように封じ込めを続けるには、従来の工作、すなわちオールドメディアや教育、そして政界、官界、財界、ネット世論への浸透工作だけでは足りない。直接に手を下すことが必要だ」と考えた節のあることだ。


 中華人民共和国という最大の独裁国家は、日本国沖縄県石垣市の領海や排他的経済水域に、武装船団を公然と大挙、侵入させている。

 武装船団は国策によって組織化され、三つで構成されている。ひとつ、沿岸警備隊にあたる「中国海警局」の船団。機関砲を装備した戦闘艦の一種もいるが、日本では「公船」という曖昧で奇妙な造語をわざわざ使うから、国民に実態が分かりにくい。

 ふたつ、漁民は漁民でも福建、浙江両省で軍事訓練を受け「南京大虐殺」といった虚偽の反日ビデオを繰り返し見せられ憎悪を増幅させた漁民、すなわち「海上民兵」なるものを乗せた偽装漁船。みっつ、カネと「好きなだけ魚を捕っていい」という甘言を与えられた貧しい漁民の船。これらが一体となって日本の海を実質、中国の海に変えようとしている。

 言い過ぎではない。尖閣諸島周辺の好漁場で石垣市の日本国民、漁家の人々はまったく漁をできないのてある。それどころか石垣市長をはじめ国民は自国の領土、領海に近づくこともできない。


 そして地元の翁長雄志沖縄県知事(当時※編集部注)は、中国の熱望するアメリカ軍の撤退には熱心な一方で、中国による侵入は実態として黙認している。この人は元自由民主党沖縄県連の幹事長だ。福岡の中国総領事を司令塔とした工作で中国に取り込まれた。訪中して李克強首相に拝謁し、福建省那覇の直行便を開いて大量の中国人観光客を工作員と共に受け容れている。

 これらを間近に見ている韓国は、日本の敗戦の日8月15日に、国会議員が集団で島根県隠岐郡の竹島に侵入し、島を不法占拠している実質上の兵士たち(韓国は警察部隊の一種と主張)をねぎらった。


<感想>
 日本国民として、一人ひとりが、青山さんの言うことを理解しておいたら良いように思われる。

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