元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、朝令暮改による修正の考え方?

 

【 武器としての決断思考:知識・判断・行動+修正 】


 以下は、「武器としての決断思考」(瀧本哲史著、星海社新書)からの一部抜粋。(その3)

 


1時間目 「議論」はなんのためにあるのか?

 

陥りがちな「3つのゆがんだ判断」

 

 まず第一に、慣れていることを重視してしまう、という問題。

人はどうしても過去を重く、そして未来を軽く見積もってしまいます。

 

 第二の問題は、限られた情報や枠組みで考えてしまう、ということ。

 究極の楽観か、究極の悲観をしてしまいます。

 

 そして第三は、サンクコストの問題。
 本来なら、うまくいっていないと判断したときに、過去のすでに支払ったコスト(サンクコスト)はいったん無視して、それを続けるか、はたまた新しいことに位置からチャレンジするかをゼロベースで比較して決めていかないといけないのに、なかなかそれができないのが実情です。

 


 ゲリラは目の合図だけで作戦を変更できる

「君子豹変す」という、「朝令暮改」(命令が方針がころころ変わって当てにならないこと)と同様に悪い意味で使われがちな古典の言葉がありますが、本当の意味は、優れた人は間違いを認めたらすぐに改める、行動を変える、ということです。

ブレない生き方は、ヘタをすれば思考停止の生き方になります。

 


1時間目で手に入れた「武器」
★ 正解ではなく、「いまの最善解」を導き出そう。
★ 結論を出すことが大事。
★「知識・判断・行動」に加えて、「修正」の考え方を身につけよう。
★ ゲリラとして最前線で戦うことを選ぶなら、「ブレる生き方」を目指せ!

 


<感想>
間違いがあったら認めて、すぐに改めて、行動を変えられる社会人であり続けたい。

 

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