【 福島第一原発処理水:対中国対策 】
2023/8/28、高橋洋一さんが、現代ビジネスに、『福島第一原発汚染水で騒がれている「日本の水産業」に関する、筆者の答え』を掲載された。
https://gendai.media/articles/-/115412?page=1&imp=0
以下は一部抜粋。
東京電力福島第一原発処理水の海洋放出が始まったことを受けて、8月24日、中国海関総署は、原産地が日本である水産物の輸入を全面的に停止すると発表した。ちなみに、この処理水放出は安全であるのは、IAEAも「お墨付き」を与えた(https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/shirou_alps/reports/02/)。
放出後のモニタリングでも問題がなかった(https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/monitoring/)にもかかわらず、中国のみが難癖をつけている。日本側としては、以外にも難しい問題だ。中国からの特定品の輸入を禁止するなどの対抗措置をとることが効果的か。日本の水産業者の援助や、日本国内で水産物の消費を増やすにはどうすればよいか。
概要を言えば、2022年の日本から水産物の輸出額総額は2436億円。そのうち中国へ871億円(第1位)、香港へ755億円(第二位)だ。中国向け水産物で品目別ではホタテ貝467億円、なまこ(調製)79億円、かつお・まぐろ類40億円など、香港向け水産物では真珠222億円、ホタテ貝(調製)94億円、なまこ(調製)85億円などとなっている。
もっとも、ホタテやなまこなどでは日本の輸出業者は大変だ。政府は、外食では「GotoEat」の復活、内食ではふるさと納税の拡充などで支援するのがいい。
この際、オーバーツーリズム対策のために、観光地で中国人を含む訪日外国人に対し一定の上乗せ料金(観光客に対する特別料金。諸外国では普通に行われている慣行)を考えてみる必要もあるかもしれない。その中で、ホタテ、なまこ、かつお・まぐろへの支援を同時に行うのもいい。
<感想>
IAEAも安全の「お墨付き」を与えた東京電力福島の処理水放出に対する中国の難癖に対して、微力ながら、ふるさと納税でホタテの購入を検討してみたい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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