元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、首相側近から情報がダダ漏れ?


【 岸田首相:キーウ電撃訪問 】

 


 2023/2/16、NHK政治マガジンに、特集記事『「これは命に関わる話だ」岸田首相 キーウ電撃訪問は』が掲載された。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/95741.html

 以下は、一部抜粋。

 


激怒した岸田

「なんで総理執務室で話した内容がすぐに外に漏れるんだ!」

2022年12月、官邸内で岸田は怒りをあらわにしていた。
岸田の「年末キーウ訪問」を具体的に検討する極秘打ち合わせの一部が、外部に漏れたのだ。

 


幻の6月電撃訪問

その半年以上前の2022年4月。
イギリス・ジョンソン首相(当時)がキーウを電撃訪問してゼレンスキー大統領と会談し、追加の軍事支援を約束。その行動力が世界から称賛された。


「『外交の岸田』をアピールし、日本として世界に連帯を表明するため、キーウを訪問できないか」

岸田は、夏の参議院選挙も意識しながら、そう思うようになっていった。秋が深まり、年明けからのG7議長就任が目の前に迫ってくるにつれ、岸田は焦りを感じるようになっていた。

 


迫るG7議長 焦る岸田

ウクライナへの支援はG7議長国が引っ張っていかないといけない。各国は議長国の姿勢をよく見ている。後ろ向きだと見られるとG7全体の支援が弱くなってしまう」

このころ、岸田は周辺によくこう話していたという。


一方、ある政権幹部は「ただキーウに行ったというだけでは冷ややかに見られる。訪問が実現した時、ウクライナへのさらなる具体的な支援もセットで打ち出さなければならない」と語る。

 


ご参考1)岸田首相がキーウ訪問検討、ゼレンスキー氏と会談へ…戦況見極め最終判断
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230121-OYT1T50221/


ご参考2)「危機管理欠如」か「パフォーマンス」か 岸田首相 ウクライナ訪問報道 「ロシアは首脳2人狙えるチャンス。考えられない」「現実的にできるか疑問」
https://www.zakzak.co.jp/article/20230123-5E6BKTSHOJMI7G5C3TIVGYWF7Y/


ご参考3)特定秘密の保護に関する法律について
https://www.cas.go.jp/jp/tokuteihimitsu/index.html

 


<感想>
 普通の上場会社でも「情報漏洩」は、金商法のインサイダー取引規制等で、厳しい罰則が課せられ、その後の事業にも多大な影響が出る。
 「外交の岸田」の前に、側近からの「首相キーウ電撃訪問」の情報漏洩に対して、「特定秘密の保護に関する法律」等で厳しく罰則を課すべきであるように思われる。

 

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