元証券マンが「あれっ」と思ったこと

元証券マンが「あれっ」と思ったことをたまに書きます。

あれっ、都知事の学歴詐称に取り組まない背景?

【 女帝 小池百合子

 


 先日、「女帝 小池百合子」(石井妙子著、文藝春秋)を読んだ。
 以下は、都知事選後の著者の記事からの一部抜粋。
https://bunshun.jp/articles/-/38944?page=1

 


 よく、「選挙期間中なので候補者を公平に扱わなくてはならない」という意見をメディアの人間が口にすることがある。しかし、選挙期間中に候補者の問題点を報じてはならない、という法令などない。メディアが自主規制しているだけだ。国民の知る権利に応えるためにも、報道機関はむしろ積極的に候補者の情報をプラスであれ、マイナスであれ、責任を持って出すべきであり、それをしてこそ報道機関といえるのではないか。

 

 

 拙著はネット上では大きな評判となり、また雑誌、ラジオでも様々に取り上げられた。選挙後は一部の新聞社でも取り上げられている。だが、テレビだけは頑なに、今も一切、報じようとしない。


 なぜ、テレビは取り上げようとしないのか。巷間、言われているようにテレビ局は東京都の認可を必要とする機会が多く都庁には逆らいづらい、オリンピックも控えており、都知事に気を遣っているからなのか。仮にそうだとするならば、由々しきことである。ネットが台頭しているとはいえ、テレビの影響力は依然として圧倒的に強い。人々はテレビで報じられないことは、この世で起こっていないと感じてしまう。それを小池氏はよくわかっているのだろう。

 


< 放送法 >
(国内放送等の放送番組の編集等)

第四条 放送事業者は、国内放送及び内外放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
二 政治的に公平であること。

 


< 公職選挙法 >
(虚偽事項の公表罪)

第二百三十五条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、二年以下の禁錮こ又は三十万円以下の罰金に処する。

 


<感想>
 女帝を読む限り、小池都知事学歴詐称は間違いないように思われる。
 忖度することなく、野党・マスコミを含めて、小池都知事学歴詐称の解明に取り組んで欲しい。

 

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